人気ブログランキング | 話題のタグを見る

存続か統合か。ん~難しい問題が。

先日、山中中学校区PTA役員連絡協議会(←長いな)という会合があった。
出席メンバーは山中地区にある各学校のPTA会長&副会長と校長&教頭という顔ぶれ。
とりあえず中学校のPTA会長が代表ということなので、わたしが会長らしい。
校区P連として年に一度事業を行っているので、今年は秋に教育講演会を開催することを
提案して会議は終了。

その後4名でご近所の天ぷら割烹へ。(←真っ直ぐに帰れない人たち)

普段は学校のことなんて話題にするようなメンバーではないのにPTA役員という立場のせいなのか、
アルコールが入ってもこの日は学校や子どもの話になっている(熱いな)
そこで話題になったのが、三校ある小学校の一つ、S谷小。(とくに伏せ字にする必要ないッス^^;)
小学校の中でいちばん生徒数が少ない学校である。
人口の減少で、現在学年によっては複式学級になっている学年もあるそうだ。
ちなみに今年の新入生は5名で男子4名に女子1名。

「複式学級にするぐらいなら山中小と統合したら?」

「いや、子どもが少なくなってもS谷小は絶対残さないかん!」

大きい学校には大きい学校としての良いところ、悪いところがあり、
小さい学校にも小さい学校としての良いところ、悪いところがあり、
そのことについてここでふれるつもりはないが、
現実的にこのような議論がはじまってもおかしくない時期に来ているらしい。

その大きな要因が保育園の統合。

S谷に住む子どもたちはこれまでS谷にある保育園に通い、
卒園後はそのまま全員S谷小学校に入学していたが、その保育園が廃止になり、
最近別の園と統合された。

もうおわかりでしょう?

同じ保育園に通う子どもたちが、卒園後、二つの小学校に分かれることになったんです。
それもS谷は少数派なので仮に25人の園児がいたとしたら、20人が山中小で5人がS谷小。

「○○ちゃんとおんなじ学校がいい~」

S谷に保育園があったときは、S谷の子どもは中学に入るまで温泉地区の子どもと知り合うことは
なかったのに、統合によって子どもたちの環境が変わってしまった。
保護者としてもせっかく保育園でたくさんの友達ができたのに、そのほとんどの子とお別れして
同級生が数人しかいない学校に我が子を入れたくないという考えの親が増えてきているそうなんです。
でも何となくその気持ちわからんでもない。友達はたくさんいた方がいいに決まってます。

住所がS谷でも希望すれば山中小に入学するのは可能らしいので、

「ちょっと、あんたんとこどうするん?S谷にするん?山中にやるん?」

「もちろんS谷に決まっとるわいね、お父さんが通った小学校やし。」

「うちは山中やりたいけど遠いし~迷っとる。」

「うちはじーちゃんが絶対S谷入れってやかましいし。でも子どもは山中に行きたいんやって。」

というような会話が毎年保護者同士で交わされることになりそうです。
でもこれはS谷に住む皆さんにとっては避けて通れない問題であるのは間違いないと思います。
難しい問題ですけどね^^;
by wing-kawabata | 2009-06-12 19:52 | ぴーちーえー